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おはようございます!
くらま天狗です( ̄▽ ̄)b
みなさん、小学校の先生に指名されて答えを言った後に、「よろしい」と言われたことありますよね。「よろしい」という言葉は目上の人が目下の人に許可を与えるような場面で使う言葉として捉えられていると思います。
でも、京ことば(または関西弁全般)で「よろしい」「よろし」は、もっと軽い意味で「良い」「ええ」をもう少し上品に言ったような言葉として使われます。
【使用例】
京ことば(よろしの場合)→このお茶碗よろしなぁ
京ことば(ええの場合)→このお茶碗ええなぁ
標準語→このお茶碗いいですね
京ことば(よろしの場合)→もう行かんでよろし
京ことば(ええの場合)→もう行かんでええで
標準語→もう行かなくていいよ
京ことば→(よろしの場合)これ300円でよろしぃか?
京ことば→(ええの場合)これ300円でええか?
標準語→これ300円でいいですか?
「ええ」は他の頁でも触れていますが、「え」行の発音は口をやや大きく開けるため、やや下品な印象を与えるとされていますので、「よろし」という言い回しをしているのだと個人的には考えています。「よろしい」「よろし」は「ええ」に比べてやや形式ばった言い方になります。
この記事を書いた人
くらま天狗(Kurama Tengu)
生まれも育ちも京都な人。
B級グルメが好きで、天下一品のラーメンが大好物(^o^)
ホームページとかいろいろ作るのが得意です。