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やあみんな、元気にしているかな?俺の名は平安京之介。霊長類最強にして、史上最高のマスターオブ平安京スーパープロフェッサーXだ。(←自称)。そんな俺が、今日はみんなに平安京についてとっておきのお話をプレゼントしよう。一足早すぎるXプレゼントだ。

さあ、俺と一緒に時を超えた冒険の旅に出よう、いくぞ!

みんな、知っているかい?その昔、京都が平安京と呼ばれていた平安時代の昔のこと。平安京は四つの神獣が守護する最強の王城として、その威容を誇っていたんだ。

京の町を守る四神、玄武・青龍・白虎・朱雀。
この四つの神獣がお互いに作用して、恐るべき外敵から平安京を守護していたのさ。

玄武(北:冬を司る)

玄武は蛇の巻き付いた亀の姿で描かれる神獣様のことだ。陰陽五行思想では水を意味していて、平安時代には北の船岡山に玄武神社が建てられた。一方で、北にある北極星は天の中心とも考えられることから重要な位置にあったんだ。

中国では皇帝は南を向いて政治を行うとされ、政治の発信の場として御所が置かれた。

青龍(東:春を司る)

青龍

青龍は東海青龍王とも呼ばれる東方の守護神だ。

龍を刺繡した衣服は、中国では皇帝にしか着用が許されないなど、神獣の中でも特別な存在と言えるだろう。五行思想では木を司る。

風水では東には川が必要であり、鴨川はまさに理想的な場であったのさ。
青龍は鴨川の水運を守護している神様なんだ。

朱雀(南:夏を司る)

朱雀

朱雀は南方を守護する神獣様で、火と夏を司っている。

朱雀門は平安京の正門であり、内裏まで続く大通りは朱雀大路と呼ばれた。南北を貫く朱雀大路は、風水においては南に池や湖が必要とされていて、平安京には巨椋池(おぐらいけ)がある。

また、南北を貫く朱雀大路は龍の通り道ともされた。

白虎(西:秋を司る)

白虎

白虎は街道と陸運を守護してくれる神様として知られている。

五行思想では金をあてられている。金属は中央の土から生まれるものだ。風水では街道(と陸運)を守護するもので、木嶋大路から山陽・山陰道へとつながる、陸路の要衝だったんだ。西の守り神として、松尾神社が置かれており、そこには白虎が祀られている。

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その昔、平安京はこの四つの神獣に守護されて、
最強の城として日本に君臨していたのさ。

中国の天文学では、

天空を東西南北に分けて、玄武・青龍・白虎・朱雀の四つの神獣(四神)を当てはめた。やがて、万物が、木・火・土・金・水の順番で循環しているとする五行思想に当てはめた。

四つの方位はそれぞれ相互作用し、気は中央の土に集まっていく。

中央には黄龍や麒麟があてられた。

麒麟

中そして方角的に四神に相応しい地を「四神相応」という。

風水では、背後に玄武の司る「山」、前に朱雀の司る「湖」、左右は「砂」があり、中央を龍脈が走る場所こそ最高の場所とされた。

まさに平安京はその通りになっていて、四つの神獣が相互作用し、なにものにも侵されがたき最強の城となっていたわけさ。

四神

陰陽五行思想と結ばれ、京の町を守る聖なる神獣。それこそが四神なのだ!

参考文献

『京都魔界地図帖 ~地図と写真でたどる京都裏歴史ロマンの旅 』(〈別冊宝島 2356〉2015年)。

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