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ああ、今日もなんて素晴らしい日だ。
さあ東大手門よ。どうかこの私を晴れやかに迎えてくおくれ。
晴れやかな京都の休日にピッタリなこの日。私はここに来て心から震えていた。ついに、ついにこの時が来たのだ。慶長8年(1603)江戸幕府初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするために築城した城、二条城に、私はについに来ることができたのだ。さあ、これから私の新たなる冒険が始まる。さっそく中に入ってみよう。行くぞ!
おお、素晴らしい。見よ、この唐門の迫力を。
切妻造に桧皮葺の四脚門。その屋根の前後に付く唐破風。二の丸御殿の正門にあたるこの門には、長寿を意味する「松竹梅に鶴」や、聖域を守護する「唐獅子」など、豪華絢爛な極彩色の彫刻を飾っているのだ。何とも素晴らしい迫力。
そしてその門をくぐった先が、二の丸御殿だ。
ここには代表的な「松鷹図」をはじめ、将軍の威厳を示す虎や豹、桜や四季折々の花を描いた狩野派の障壁画(模写画)で壮大に装飾されている。
三代将軍家光の時代に、後水尾天皇行幸(天皇の外出)のために城内は大規模な改修が行われた。その際、二の丸御殿にも狩野探幽の障壁画などが数多く加えられたのだよ。
江戸幕府の支配が安定したものであることを世に知らしめたものなのだとか。
そうそう、二の丸御殿では1867年(慶応3年)、10月14日15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返上した大政奉還を人形で厳かに再現した様子を見ることができる。一見の価値ありだ。
二条城はこの二の丸御殿とその西にある本丸御殿(2022年11月現在、修理中のため公開休止中。2023年に終了予定)の2つからなっていて、ものすごく広い。だから見どころもたくさんあるんだな、これが。
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池の中央に蓬莱島、左右に鶴亀の島を配した書院造庭園、二の丸庭園。
香雲亭、茶室和楽庵がある和風庭園と芝生の洋風庭園からなる和洋折衷庭園、
清流園。
さらに、二条城内にはこんなに巨大なイチョウの木や、
こんなにきれいな紅葉があったりする。
だから、秋の散策にもピッタリな場所であるわけなのですね、はい。
ほかにも天守閣跡や二条城壁画展示収蔵館などもあり、二条城散策だけで一日が過ごせてしまうと思う。おかげで私もすっかり足が棒になった。いや、なりすぎた!しかしこれがなんとも心地いい。
広大な二条城大散策。それにふさわしいフィナーレに、私は無料休憩所で棒になった足を休めつつ、極彩色のアイス、ゴールデン・クリームさまを食べてやったのさ。それがこれだ!
黄金ソフト(ハーフ)1000円。
二条城でしか食べられないこのソフトクリームをじ~~っくり味わい、私の二条城大散策は幕を閉じたのだった(ちなみに、約2000円を払えば、さらにものすごい黄金ソフトが味わえる。興味ある人はぜひ!)。
二条城
- 〒604-8301 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
- TEL 075-841-0096 FAX 075-802-6181
- URL:https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/introduction/
- 開城時間:午前8時45分~午後4時(閉城 午後5時)
二の丸御殿観覧受付時間:午前8時45分~午後4時10分 - 休城日:年末 12月29日~31日
二の丸御殿観覧休止日:毎年1月・7月・8月・12月の毎週火曜日、12月26日~28日,1月1日~3日
※当該日が休日の場合は二の丸御殿を観覧いただけますが、その翌日に二の丸御殿を観覧休止いたします。 - 入城料
詳しくは下記URLをご覧ください。
URL:https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/guide/annai/ - 交通アクセス・駐車場 詳しくは下記URLをご覧ください。
URL:https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/access/
この記事を書いた人
じゅうべい(Jubei)
みなさんこんにちは。今日も元気がとまらない地球人、じゅうべいです。好きなことは遊ぶこと(漫画に映画、音楽(Jロック等)にカフェ巡り)です。
よろしくお願いします。