ターミネーター3 Rise of the machine —運命と現実を受け入れ、闘い続けろ― Final Chapter
投稿日:2021年01月21日投稿者:じゅうべい(Jubei)
カテゴリー:ばかものランボーの深イィ映画の話
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2003年7月2日公開(米国)
監督 ジョナサン・モストウ。主演 アーノルド・シュワルツェネッガー。
Final Chapter 世界が死ぬ日-その先にある覚悟の道-
「ジョンコナーは人々の希望」「それが君の運命だ」T-850が何度そう言っても現実から目を背け続けるジョン。彼らはスカイネットを止めるためにエドワーズ空軍基地に行くことになるが、T-Xターミネーターのある行動と人類によって、世界はいよいよ運命の選択を迫られることになる。
ターミネーターT-850は最初からすべてを知っていた。ジョンは厳しい現実を生き抜いて人々に希望を与える存在であることを。ターミネーターはジョンに繰り返しそれを語ったが、ジョンその現実を拒否し続けた。だからこそ、ターミネーターT-850はその行動でもって、ジョンにありのままの現実を見せつける。同じことは、T-Xにもいえる。T-Xはクライマックスである策略的な行動に出るが、その行動は結果的にジョン自身が拒否していた現実と向き合うきっかけを作ることになる。
T-850とT-Xは、その行動でもってジョンとケイトの2人に大切な真実を示していく。そしてその真実を作り出していったのは、人間自身であった。スカイネットに関わったすべての人間たちもまた、ジョンたちを真実へと導くことになるのである。
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運命というものはある。だからこそ、運命に翻弄されても、たとえそれがどんなに厳しい運命でも、それがもたらす現実を受け入れて闘い続けなければならないのである。
ジョンはターミネーターと人類によって見せつけられた真実を前に、最後の最後になってようやく自分の運命を受け入れる。そしてついに、過酷な現実と闘う覚悟を決めるのである。
ターミネーター3はその真理を伝えるために具現化された物語である。そう思わずにはいられない。
この記事を書いた人
じゅうべい(Jubei)
みなさんこんにちは。今日も元気がとまらない地球人、じゅうべいです。好きなことは遊ぶこと(漫画に映画、音楽(Jロック等)にカフェ巡り)です。
よろしくお願いします。