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皆さん、お元気ですか。落ち武者です。八坂神社にお祀りなされている、スサノヲノミコト(素戔嗚尊※速須佐之男命とも云われます。)様が、同じくお祀りなされている、クシイナダヒメ(櫛稲田媛)様をお救いなさることが、上手くいくでしょうか、それでは、お話の続きをしましょう。

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翁(老夫、おきな)が「誠に畏れ多い事ですが、あなた様のお名前も存じ上げませんので。」とお答えなされました。

すると、ハヤスサノヲノミコト(速須佐之男命)様は答えて、詔(みことのり)なされて、「私は、アマテラスオオミカミ(天照大御神)と母を同じとする弟なのです。私は今、天である高天ヶ原より下って、現れたのです。」と、こう申されました。

こう申されたのを聞いたアシナヅチ(足名椎)、テナヅチ(手名椎)の神様は、「それは知りませんでした、誠に、畏れ多い(おそれおおい)事でございます。そうでしたら、あなた様の仰せの通りに、喜んで我が娘を差し上げましょう。」と申されました。

そうして、アシナヅチ様(※脚摩乳様とも云われます。)、テナヅチ様(※手摩乳様とも云われます。)は、スサノヲ様に応えて(こたえて)申されました。「お願いします。まずそのヤマタノオロチを退治していただいて、そうしてのちに、宜しければ嫁入りさせていただきます。」

アシナヅチ様、テナヅチ様は続けて、「そのヤマタノオロチは、頭(かしら)ごとに各々岩や松が生えていて、両方の脇に山が有ります。大変、賢いのです。本当にどのようにして、退治なさるのでしょうか。」

そこで、ハヤスサノヲ(速須佐之男)様は直ぐさま、その乙女である、クシイナダヒメ様を、湯津爪櫛(※美しく神聖な髪の櫛)の姿形にお変えなさって、ご自分の御耳元で束ねられた髪に差し、お隠しになり、アシナヅチ、テナヅチの神に申されました。

「あなたたちは、幾度(8回)にも丹念に醸された(八鹽折(やしおをり)の)酒を造りなさい。そしてまた、垣根を張り巡らして囲み、八つの門を作り(※オロチの頭が入るようにと思われます)、門ごとに八つの桟敷(さじき)を結って作って敷き(※オロチが席に着くようにと思われます。)、その桟敷ごとに酒船(さかぶね)をおきなさい。そしてその酒船ごとに、その八鹽折の酒を盛る程に入れて待ちなさい。」と仰せになりました。

(オロチに飲ませる酒は、とても濃く、強いお酒ですが、一説には、スサノヲ様がお謀りになった、悪酔いするような毒の酒であったそうです。)

(続く)

スサノヲノミコト様

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