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お機嫌いかがですか、落ち武者です。では、お話の続きをしましょう。

禊を終えられ、黄泉の国の穢れを落とされ、神々を御生みになられたイザナギ様は、アマテラスオオミカミ様とツクヨミ様とスサノオ様に云われました。

イザナギ様は、アマテラスオオミカミ様には、天上界である高天ヶ原(たかまがはら)を治めるように、ツクヨミ様には、暗い夜を照らすために夜の世界を治めるように、スサノオ様には、現世も含めた広い海原の世界を治めるようにと云われました。

スサノオ様は、アマテラスオオミカミ様が天上界を治め、ご自分が、現世も含めた広い海原を治めることになるのに我慢なりませんでした。

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スサノオ様は海原も治めずに、嘆き悲しみ、泣き続け、胸までひげが生えても泣き続け、その有り様に山の木は枯れ、川の水は干上がるほどに泣き続けました。

見るに見かねて、父であるイザナギ様は、スサノオ様に「お前は海原も治めずに何を泣き続けているのだ。」と云われました。

スサノオ様は、「私は、堅州根の国(かたすねのくに)(黄泉の国)におられる母のことを想って嘆き悲しんでいるのです。」と云われました。

イザナギ様は、スサノオ様が一向に海原を治める気がないのにお怒りになり、「海原を治める気がないならば、ここから出ていきなさい。」と勘当を言い渡されて、今の、近江の多賀大社にお引きこもりになられました。

スサノオ様は、勘当を言い渡され、母を求めて、堅州根の国に行くことにしようと、その前に姉であるアマテラスオオミカミ様に挨拶に行こうと、アマテラスオオミカミ様がおられる高天ヶ原に向かわれました。

(続く)

なき母に会いたい!

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