2015年公開
監督 アラン・テイラー
主演 アーノルド・シュワルツェネッガー

クールなイケメンヒーロー

古いが、ポンコツではない。

まさにこれこそが、ターミネーター新起動(ジェニシス)のテーマを一言で表していると言っていいだろう。失敗続き?のターミネーターの続編を今度こそ成功させるため、再びシュワルツェネッガーを迎えて新起動!したターミネーター。しかし興行的にまたも失敗し、批評家からも総スカンをくらって新起動直後に機能停止したターミネーター。

しかしこの映画は決して失敗作ではない。撮影当時67歳のシュワルツェネッガーを軸として見た時、実はこれがトンデモない映画なのだということに気づくのである。

核戦争後の未来、生き残った人類を率いて地球を支配する機械軍との戦いに勝利を収めたジョン・コナー。しかし機械軍は敗北の直前、最後の切り札であるタイムマシンを使い、ジョンが生まれる前の1984年のロサンゼルスに殺人マシン、ターミネーターを送り込んでいた。ジョンの母親であるサラ・コナーを抹殺し、その誕生を阻止するために。それを知ったジョンは、母親を守るため同じタイムマシンを使い1984年に抵抗軍の戦士カイル・リースを送り込む。さてさて、こうしてまた再び同じ戦いが繰り返されるか・・・・・と思いきや、事態は予想外の方向へと進んでゆくのである。

無事1984年のロサンゼルスへたどり着いたカイル・リース。しかしそこで出会ったサラ・コナーはか弱い女性でなどはなく、すでに屈強な女戦士となって敵ターミネーター(イ・ビョンホン)と戦っていたのである。しかも本来敵であるはずのもう一体のターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)と行動を共にしながら。予想外の出来事に愕然とするカイル。なぜ過去は変わってしまったのか。なぜサラはターミネーターと行動を共にしているのか。混乱するカイルに、サラはこう告げる。

「すべて変わったの。これは新しい任務よ」

かくして、ここに新たなターミネーターの物語が新起動!することになるのだ。

電脳装置を付けられた猫
この物語はターミネーターの物語がすべてリセットされてもう一度新しい物語として生まれ変わっているが、物語の本質はもはや核戦争を止めることではない。地球最強のスーパー高齢者(いや、マシンか)、アーノルド・シュワルツェネーターのありえないほどパワフルな活躍を堪能できるところにあるのだ。

物語は最初、1984年のロサンゼルスからスタートするが、その後タイムマシンを使って2017年にワープすることになる。サラとカイルはワープできるが、ある理由で同行できないシュワルツェネーターはそのまま33年間2人を待つことになる。

この映画への出演時、67歳のシュワルツェネッガーの年齢を踏まえると、その33年後はなんと100歳ということになってしまうのだ。こんな年齢になればもうヨボヨボのジジイになっていてもおかしくないのだが、決してそうはならないのがさすがアーノルド・シュワルツェネーター。時を経て変化があるのはせいぜい髪がすっかり白くなっている程度で、その最強っぷりにはさらに拍車がかかっているのだから驚くしかない。

・100歳になってもまっすぐな姿勢で直立歩行をしているシュワルツェネーター。
・敵ターミネーターの乗ったヘリコプターを撃墜するため、上空からダイブしてド派手にヘリに体当たり!そのままヘリを爆破撃墜して、その後すぐに何事もなかったかのように再登場(しかもほぼ無傷)するシュワルツェネーター。
・そして挙句の果てにはどう考えても規格外の最強ターミネーター、T-3000を相手に壮絶な一騎打ちを繰り広げてみせるシュワルツェネーター。
・しかもそのT-3000が、とっくに時代遅れのはずの齢100歳の老骨ターミネーターにボッコボコにされ、やたら苦戦を強いられる。そして最後の最後でさらに壮絶な活躍を見せ、さらにその後の展開にはもはや笑うしかなくなる。

ドワ~~~ハッハッハッハ!!な~~んじゃそりゃ~~~!!

爆笑する女の子

いいね、これよ、これこれ!アハハハハ。

古いが、ポンコツではない。むしろ、人生100年時代を先取りした最新鋭の生き方をシュワルツェネーターはこの映画の中で体現しているのである。老いても時代遅れなどではなく、逆に進化して強くなっている。年をとることは劣化や老化ではない。進化(深化)してアップグレードすることに他ならないなのだ。

さあ、今これを読んでいるそこのあなた!あなたの人生もまさに今ここから新起動するのです!

あ!ああ!見てください、あなたの腰に変身ベルトが!さあご一緒に♪

キュイ~~ン☆トゥルルルル~~~~↺↺

変身ポーズをとる男

新起動!変身!!セッタ~~~~ッㇷ゚!!

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