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その時、ばかものランボーはジャングルにいた。パラグライダーに失敗して、危険度マッドマックスにして超デンジャラスなその場所に、墜落してしまったのだ。この場所に来た人間は100%中の100%ォォォ!!死ぬ、という噂のある、地獄に一番近い島。人はそこをこう呼ぶ。
獣が原!!
(ジャングルのはずなのだが、なぜかそう呼ばれている)
ばかものランボーは今、激しく後悔していた。こんなことなら、できもしないパラグライダーに挑戦するんじゃなかった・・・・・。おかげでこんなジャングル生い茂る島に来てしまった。しかもここは地獄の島だ。さあ、食われる、食われるぞ。ここには絶滅したはずのティラノサウルスがうようよいるらしい。
・・・・・やばいな・・・・・・・。死ぬな・・・・・・これは。
「いや」、とばかものランボーは思う。まだ終わっちゃいないぞ!俺はランボーだ。あのランボーだって、2度地獄のジャングルを生き抜いてきたではないか。一度目はベトナム、そして二度目はミャンマー。俺は今、地獄のジャングルにいる。なら、ランボーの如く、地獄のジャングルを生き抜いてやろうではないか!
「ムダに死ぬか、自分のために生きるか、お前が決めろ!ばかものランボー!!」
その時、頭の中にあの「獣ヶ原」のBGMが流れてきた。しかし音楽だけで歌詞はない。するとばかものランボーの口から、テキトーな出まかせの歌が流れるように出てきたのである。
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獣ヶ原(FFⅥより)作曲 植松伸夫
遊びだけど本気で作詞 ばかものランボー
1番 さあ行こう 恐れず 一歩ずつ踏み出せ 奴らは牙を研ぎ お前を見ている 背後から忍び寄り(危ない!)牙をむいて襲うのさ(気をつけろ!) 生きるのか死ぬのかは(どっちだ!)すべてお前次第さ 感じなよ 奴らの気配を 研ぎ澄ませ 自分の感覚を |
2番 けもの道を行く 傷つきながらでも ここを抜けるには リスクが高いぜ 油断して気を抜くと(危ない!)餌食となり肉となる(手遅れだ!) 止まるわけにはいかず(進めよ!)出口求め歩くのさ 感じなよ 奴らの気配を 研ぎ澄ませ 自分の感覚を |
3番 さあ行くぜ 恐れず そうすれば拓ける 逃げるかやり合うか 決めるのはお前さ 思い切って立ち向かえ(できるさ!)踏み出せよ攻撃だ(信じよう) サバイバルするにはさ(そうだろ!)逃げてばかりじゃ生きられない 感じなよ 自分の感覚を 飛び込めよ その渦の真ん中に |
さて、いつここから脱出できるかわからんが、それでも生き抜いていくしかない。こんなところで死んでたまるかい!!どんなことがあってもサバイバルするだけさ。この人生という名のジャングルをな!(今いいこと言ったな、俺。よし、これを新たな迷言にしよう)
こうしてまた一つ、この世界に新たな迷言が生まれたのである。
どんなことがあってもサバイバルするだけさ。
この人生という名のジャングルをな!
いくぞ!ランボォォォ・・・・・、変・身!!
その時、不思議なことが起こった!
※迷言とは極限状態に置かれ、頭がおかしくなった時に飛び出す血迷った世迷い言である。
この記事を書いた人
じゅうべい(Jubei)
みなさんこんにちは。今日も元気がとまらない地球人、じゅうべいです。好きなことは遊ぶこと(漫画に映画、音楽(Jロック等)にカフェ巡り)です。
よろしくお願いします。