前半戦 荒野の大地に咲き誇れ!唯一無二のスイレンズ!!

スイレ~~~~ン!!ほうせ~~~ん!!

ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪酔蓮。

ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪鳳仙。

サルボダヤ・ロックナイト!!

ライブ観客のイラスト

ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪酔蓮。
ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪鳳仙。
サルボダヤ・ロックナイト!!

今日この場所は、これ以上ないほど多くの情熱と激情の叫びがあたり一帯を包み込んでいる。それはまるで地の底で熱く滾るマグマのように地上にうごめき、次の瞬間には渦を巻いて上昇し、上空で派手に爆発してゆく。多くの人が雲1つない満天の星空の下、この場所に集まって凄まじい熱気を放っているのだ。ここに集まった人々は、目の前にある特設ステージを前に無上の歓喜の叫びをあげている。そのステージには、中央にスタンドマイクとその少し奥にドラムセット、そしてステージ両端に、スピーカーがあるだけで、まだそこには誰もいない。しかしそのステージは、すでに命の鼓動がドクンドクンと鳴り響いていた。まるでステージそのものが、生きているかのように。いや、このステージは紛れもなく生きているのだ。眩いカクテルライトに照らされ、命の限り黄金色に光り輝き、すべてのものをその光で包み込む。すでに命が脈打っているそのステージの目の前で、人々は無上の歓喜をあらわにする。ある者は拳を夜空いっぱいに振り上げ、ある者はすでに涙を流す。今この時、人々はすべての希望をそのロッカーズに託すのだ。

陽光と羽毛のイラスト

いいねいいね、いいねぇ~~~~!!

最高じゃない、ねえ?

俺は、いや俺たち4人は皆、ステージの脇でいつものようにその光景を見て、心の奥から、身体の底から情熱が湧き上がってくるのを感じていた。熱くて赤い血がそれこそマグマのように滾り、身体中を駆け巡りながら上昇し、頂点にたどり着くと火山のように爆発する。何にもとらわれることなき、無条件の爆発。この世界で、この宇宙ですべてのものと共に生きていることをこれ以上ないほど実感できる瞬間が今、始まろうとしている。これぞまさに、人生最高の瞬高だ。

よ~~~し、いくぞ!!

おう!!

俺たちは今日もこのステージに立つ。ここに集まったすべての人たちのために。ここからすべての世界へ向けて、力の限り叫びを上げて、明日への希望を照らすために。俺たちは無限の光の中へ飛び込む。

ライブ観客のイラスト

ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪酔蓮。
ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪ジャンク・ランク♪鳳仙。
サルボダヤ・ロックナイト!!

俺たちは今日も叫びを上げる。ロックンロールを身にまとい、錆びついた今を蹴散らして、腐った時代を徹底的にぶち壊す。聞け、今を生きるすべてのジャンク・ランカーたちよ。恐れることはない。この空の下、精いっぱいにこぶしを突き上げ歌いあげろ!

スイレ~~~~ン!!ほうせ~~~ん!!

多くの人が俺たちの名を叫ぶ。俺たち4人が結成したサルボダヤ・ロックバンド、ジャンク・ランク・スイレンズの名を。そしてこの俺、酔蓮坊鳳仙の名を叫ぶ。
その叫びを身体と心いっぱいに浴びた俺たちは、力の限りその腕を、空に向かって振り上げる。黄金に輝くステージの上で、俺たち4人は歌を届ける。マイクを手にし、思いを叫ぶは酔蓮坊。ギターを自在にかき鳴らし、パワーを届ける可憐なロックレディ、エリカ。あらん限りの命の鼓動を大地に叩きつけるドラマー、サボ。そして、すべての叫びと思いとを、強靭な意志で底から支える最強ベーシスト、蓮蔵。

俺たちこそが、すべてのものの覚醒を促すサルボダヤ・ロックバンド、ジャンク・ランク・スイレンズだ。ジャンク・ランクの大地に咲く、力強い蓮の華。それは俺達自身でもあり、この世に生きるすべての命のことでもある。そうさ、この世に生きるすべての俺たちこそが、荒野の大地に咲き誇る、唯一無二のスイレンズなのだ!

「OK!COME ON! HELLO!ジャンク・ロック!!」

俺の強烈なシャウトとともに、ギター・ドラム・ベースによる、三位一体の最強パワーで生み出された極上のメテオストライクが、勢いよく地上に激突する!さあ、最高にイカれたサルボダヤ・ロックナイトの始まりだ。派手に行こうぜ!!

「ロックンロールは好きですか!」
俺の叫びに負けないくらい、叫びを上げて応える群衆。
「ロックンロールは好きですか!」
その叫びに応え、またまた叫びを上げ続ける、数え切れない野獣たち。
「OK!一緒にやろうぜ!ALL RIGHT!!鳴り止むことないサルボダヤ・ロックを!!」

その瞬間、地上は激しく燃え上がり、パーーーンと光って爆発した。

爆発のイラスト

後半戦「狂乱怒涛の地獄破壊―踊れ踊れ!朝まで踊れ!-」に続く。

コメント(0)

コメントする



※コメントは承認制です。ただちにはページに反映されません。