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お地蔵様、今日もありがとうございます。

延命地蔵様

その日の夕方、私はわが家の近くにあるお地蔵様に祈りをささげていた。

このお地蔵さまは、私たちの寿命を延ばし福利を与えてくださる菩薩様といわれており、世に延命地蔵という名で人々に親しまれている。

今日も難なく健康に、そして安心して過ごすことができました。
これもお地蔵様のおかげです。

合掌

南無地蔵菩薩
(お地蔵様、あなたを信じ、この身をすべて委ねます)

さて、私がなぜこれほどまでにお地蔵さまに感謝の祈りをささげるのか。それは、私とお地蔵様の間に大切な、決して切れない絆があるからだ。

そもそも地蔵菩薩さまは、お釈迦様が亡くなられてこの世に人々を救う仏様がいない状態になった時、次の仏様である弥勒菩薩様がこの世に出現されるまでの間(56億7000万年の間)、苦の世俗に生きるすべての私たちを救うとされている菩薩さまとして知られている。

お地蔵さま

古代インド語(サンスクリット語)では「クシティ(大地)・ガルバ(胎内、子宮)」という名を持つお地蔵さまは、「あらゆるいのちを育む大地のごとき大いなる慈悲の心で、すべての私たちを包み込んでくださる」菩薩様として人々と共に長い歴史を歩んできたのだった。

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思えば、あれは私が重い病で入院していた頃、お地蔵様に毎日祈りを捧げていた祖母が、この時も毎日毎日わが家の近くにある延命地蔵さまに祈りを捧げていたという。病室にも、祖母が大切にしていた木彫りのお地蔵様をお守りとして置いてくれていた。父や母も事故や病気で早くに亡くなり、祖母と祖父に育てられた私は、お地蔵さまに信仰深い二人の影響か、お地蔵さまに馴れ親しんで育ってきた。だから病室のお地蔵さまにもいつものごとく親しみをもって接していたことを今でも思い出す。

「お願いします。どうかあの子だけは、あの子だけは・・・・」

毎日毎日延命地蔵様に祈りを捧げ、欠かさずお見舞いに来てくれた祖母、そして祖父。そう、いま思えば、あの2人こそが延命地蔵様の化身だったのではないかと思う。お地蔵様のいのちが祖母と祖父の意思に宿り、私を支え、生かしてくれたのではないか、と、そう思っている。いや、きっとそうだ。

だからこそ、今こうして私は生きているのだから。

私は病に倒れていた時も、病が癒えたその後も、そして今も、ここでお地蔵さまに出遇い、祈るたびに感じている。

延命地蔵様

「すべてのいのちを育む大地のように、大きな慈悲の心」を。その慈悲の心で包み込んでくださっている地蔵菩薩様の存在を、確かに感じている。

延命地蔵の菩薩さまはこれからもずっとここで私や、その他すべての私たちを見守ってくれるのだろう。だからこそ心を込めて祈るのだ。感謝の祈りを捧げ続けるのだ。

今も、過去も、そしてこれからも。

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