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皆さんお元気ですか、落ち武者です。京都に古くから祀られて居られるスサノヲ様のお話の続きをそれではさせて頂きます。元伊勢様の御祭神であられるアマテラスオオミカミ様のお話でもあります。ではお話させて頂きます。

ここに、日の神であらせられるアマテラスオオミカミ様は、先ずスサノヲ様の十握の剣をお嚙みになられました。

スサノヲ様も、グルグルと回って絶えないように誓ひ(ウケヒ)をなされ、アマテラスオオミカミ様が左の髻(もとどり)に巻いておられた五百箇(いほつ)の統(みすまる)の玉の緒を解かれました。そしてその玉を、玉の響き(※私が思うに、玉の輝きでしょうか)もユラユラと天の真名井に濯がして(すすがして)浮かせました。(※私は、天の真名井の水の中で、五百箇の統の玉が水面にユラユラと浮かんでいたのだと思います。)

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スサノヲ様はその玉の端(はし)をお嚙みになり、左の手のひらに置いて生まれた御子は、マサカアカツカチハヤヒアメノオシホネノミコト様でした。

そしてまたスサノヲ様が、右の玉をお嚙みになり、右の手のひらに置いて生まれた御子は、アマノホヒノミコト様でした。

この神様は出雲の臣(おみ)(島根県の出雲大社の臣)、武蔵の国の国造(みやつこ)(今の東京、埼玉の国造)、土師の連(はぜのむらじ。葬儀にお仕えし、土器づくりの匠である一族)等の御祖先でした。

次に御生みになられた御子はアマツヒコネノミコト様であり、この神様は茨城の国の国造(みやつこ)、額田部連(ぬかたべのむらじ)等の御祖先でした。

次にイクメツヒコネノミコト、次にヒノハヤヒノミコト、次にクマノノオホクスヌノミコトを御生みになりました。凡て6柱の男神(おのこのかみ)でした。

(スサノオ様は前にも、高天ヶ原にお登りになられ、そしてまたお登りになり、もう一度6柱の男神を御生みになったという説と、1度しか高天ヶ原に登らず、1度しか誓ひ(ウケヒ)を行わなかったという説があります。)

スサノオノミコト

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