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皆さん、お元気ですか。落ち武者です。では、早速お話の続きをしましょう。

アメノウズメ様がお答えになるや否やアメノコヤネ様とフトダマ様は、先にイシコリドメ様やアマノアカルタマ様が御作りになられたその御鏡(おかがみ)を、そっと岩屋戸の中に差し出しされました。その御鏡を、アメノコヤネ様とフトダマ様が岩屋戸に入れる時に戸に触れて、そっと鏡に小瑕(こきず)がつき、その御鏡の瑕は今もなお残っていると云われています。

アマテラスオオミカミ様に御鏡を御見せになった時、アマテラスオオミカミ様はいよいよ怪しいと御思いになられました。(一説には、オモイカネ様の策により、アマテラス様の御姿が御鏡に映り、アマテラスオオミカミ様がアメノウズメ様の言われた通り、自分よりも貴い神様がいて、皆が大喜びしていると勘違いなされた処を、手を掴もうとする説や、アメノタジカラノオ様が御手を掴むときのアマテラスオオミカミ様の居所を探るためとも云われています。)

そしてアマテラスオオミカミ様が、少し岩屋戸の戸より出て(いでて)外に臨まれた(のぞまれた)その時に、天の岩屋戸の脇に隠れてお立ちになっていたアメノタジカラノオの神様が、そのアマテラスオオミカミ様の御手をお取りになり、アマテラスオオミカミ様を岩屋戸よりお引き出しになりました。

すると直ぐに、フトダマ様が注連縄(しめなわ、端出之縄(しりくめなわ)とも云われています。)をそのアマテラスオオミカミ様の後ろの方に張り巡らして(一説には後戻りできないようにともまた、天の岩屋戸の中へ戻れないよう、天の岩屋戸の入り口に張り巡らされたとも云われています。)「もうこの注連縄の内なので、注連縄より外に(天の岩屋戸の内に)帰ることは出来ません。」と申されました。

(注連縄、しめなわとは、神域を守るために張られるものであり、注連縄は海や波を表すものであり、紙垂(しで)とは、出雲大社の紙垂は炎、白川流などの神社の紙垂は雷を表し、作る人が想いを込めて造ったものであり、それによって、不浄なものが入れず、神様を尊ぶ事によって、私たち皆が恩恵を受け、守られているとされてきました。)

このようにして、アマテラスオオミカミ様がお出でになられた時に、日の神の光によって、高天の原も、葦原中国(あしはらのなかつくに)も自ずからに照り輝き明るくなり、国の内に満ちました。

(続く)

アマテラスオオミカミ様

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