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皆さん、お元気ですか?落ち武者です。福知山市に元伊勢様の内宮と外宮があり、以前にお正月に初詣した時などは、記帳したり、甘酒を飲んだりしました。それではお話の続きをしましょう。

八百万の神様たちによって、凡て諸々の物を取り揃え、皆、天の岩屋戸の前に来て、集まり集いました。

フトダマ様は、天の香具山の根ごと掘り上げた、上の枝に八尺の勾玉、中ほどの枝に八咫の鏡、下の枝には白和幣、青和幣(しろにぎて、あおにぎて)を掛けた真榊を太御幣(ふとみてぐら)に手に取り持ってお供えし、中臣鎌足の御祖先であられるアメノコヤネ様が御祝詞(おのりと)を太詔戸言(ふとのりとごと)と祝らせ(のらせ)お給い申し上げなさいました。

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アメノタジカラオの神様は天の岩屋戸の脇に、隠れてお立ちになりました。

アメノウズメ様は天のヒカゲ(蔦、カズラ)を襷(たすき)にお掛けになり、真榊の蔓で作ったカズラを頭の上にお載せになり、天の岩屋戸の前に伏せて置かれていた桶を踏み鳴らして、アメノコヤネ様の大祝詞と共に神憑りをなされて、二つの乳房を掻き出して、解いた裳(も)の紐を秀処(ほと)の辺りまで押し垂らしにおなりになりました。

高天ヶ原は、沸き立ち、唸るほどに動きました。八百万の神様は共に一斉に大笑いなさいました。

外の大騒ぎにお気付きになられたアマテラスオオミカミ様は、不思議なことだとお思いになり、天の岩屋戸を細目にお開けになり、お告げになられました。「私が隠れるようになったことにより、高天ヶ原は自ずから真っ暗闇になってしまい、また葦原のなかつ国(あしはらのなかつくに)(一説には、私たちの住む世界やこの世ともいわれているそうです。)も皆真っ暗闇だと思うのに、何の理由でアメノウズメはあのように楽しみ、麗しく遊び、また八百万の神様は皆諸々笑っているのですか?」とおっしゃられました。

アメノウズメ様がお応え申し上げるには、「あなた様より増して貴い(とうとい)神様が居られるので、皆大いに喜び、咲き笑い、楽しんでおります。」と仰せになりました。

(続く)

アマテラスオオミカミ様

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