2.仏陀の教えを支えに生きる―仏土聖諦 仏様の大地― 後編
投稿日:2022年06月16日投稿者:じゅうべい(Jubei)
カテゴリー:地上極楽巡礼記―智慧と慈悲の共生社会― , 1.仏法の道―慈悲の楽園 大如来蔵浄土―
後編:仏陀の教えを支えに生きる その2 -仏教的な心のあり方、そして四恩と十善と- 日常生活における仏教的な心のあり方としては、次のようなあり方が示されている。 ① 人間こそ至高の存在である 人間は努力次第で誰でも仏陀に […]
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後編:仏陀の教えを支えに生きる その2 -仏教的な心のあり方、そして四恩と十善と- 日常生活における仏教的な心のあり方としては、次のようなあり方が示されている。 ① 人間こそ至高の存在である 人間は努力次第で誰でも仏陀に […]
中編:仏陀の教えを守って生きる1―三宝帰依と六種人間関係― 苦しみから解き放たれた仏陀の道を歩む。 そのためにまず必要なのが三宝(仏・法・僧)への帰依である。 1.仏様、仏像(苦悩からの救済者) ・仏様は大慈悲心を持って […]
前編:最初に開花せし仏法蓮華 地上極楽の国パドマ。その国に生きる人々の間には宇宙全体、地球そのものを釈迦牟尼仏とみる「大如来蔵浄土」の聖伝が共有されている。そしてその聖伝の第一の基盤をなす教えとして、この世に出現された最 […]
な、なんだ、この充実感は・・・・。 ぐ・・・ぐぐぅ・・・えっぐ。でえじすんげぇ。 俺は今、猛烈に、いや、超絶に感動をしている。これほどまでに分かりやすい仏教の本は、これまで見たことがないじょ。読んだ瞬間に安楽の悟りの世界 […]
レン、小さいこの子は鴻臚館に来てからというもの、姉と慕うお邑をやさしく介抱しながら過ごすようになっていた。垢で汚れていた顔は、もうすっかりきれいになっている。そこにはもう、〈死穢童子〉と呼ばれていた頃の面影はなくなってい […]
後編:悲しみを包む子守唄 おかあさん・・・おかあさん・・・・。 闇夜が訪れ眠りにつく頃、レンはよく悪夢にうなされていた。 ねえ起きて・・・・・起きてよ・・・・・・。 幼く小さいその身体を震わせながら。 やだ・・・・やだよ […]
前編:哀しみの童女レン 鬼が出ると噂されている羅城門での生活。初めのうちは私、お邑一人で、いつ終わるとも知れない儚い命とともに、孤独の中を過ごしていました。雨の日も風の日も雪の日も、永遠と思える永さの中で、暗闇の中に身を […]
後編:魂のゆくえ ごめんなさい・・・・。ごめんなさい・・・・・。 よしよし、だいじょうぶ、だいじょうぶ・・・・・だいじょうぶ、だいじょうぶ。 思い切り泣いてすっきりしたのか、お邑は落ち着きを取り戻し、再び自身の身の上を語 […]
中編:DAWN OF DREAMS-夢の夜明け― お父さま・・・・お母さま・・・・・・・。 私、お邑の中で、お父さまとお母さまの幻影が浮かんでは、崩れるように消えてゆく。今はもう、どこにもいなくなってしまった二人を求め、 […]
前編:どんなに闇が深くても、それだけはずっと信じていたい。 羅城門の下で病に苦しんでいた女とその妹のレン。そして大きな白い犬の小太郎。彼女たちは私、空也と善友の蓮性に連れられて、共に鴻臚館で過ごす日々を送ることとなった。 […]
仏法の道で示されるのは、〈大如来蔵浄土〉の聖伝である。 この聖伝は政治活動と経済活動の基盤であり、聖伝を共有するパドマに生きるすべてのものたちの精神的支柱である。 この聖伝で示されている教えとは、一言でいえばこのようなも […]
「さあ、着きましたぞ」 「うわあ、おっきい」 澄み渡った青空の下、レンがその高大な建物を見て、感歎の声を漏らしている。 それは、七条大路に面して南に門をどんと構えて、やって来る者を盛大に迎えてくれている。 そしてその門を […]
「空也様」 レンといっしょに女を介抱し終わってからしばらくすると、羅城門に一人の僧がやってきた。背丈は五尺五寸(一六五センチ)くらいで逞しい筋骨を身体に具えおり、物を運ぶための荷車を引いている。 「おお、待っていたぞ蓮性 […]
あ~~もう、腹が減って死にそうだよもう、いいかげんにしろよもう、チクショウバカ野郎。なんにも・・・・なんにも食ってないんだ。昨日から・・・・・ばにゃにゃ一本しか食ってないんだよ、だから今にも死にそうなんだ。 た・・・・・ […]