短編版　日本仏教神話伝　未来仏教編　狂瀾怒濤のサルボダヤ・ロックナイト！後半戦

後半戦　狂乱怒涛の地獄破壊―踊れ踊れ！朝まで踊れ！－

地獄を壊せ、ぶっ壊せ！南無阿弥陀仏、阿弥陀仏！地獄を壊せ、ぶっ壊せ！南無阿弥陀仏、阿弥陀仏！

その歌は俺たちジャンク・ランク・スイレンズの代表曲、「踊り念仏地獄破壊」。この世の地獄を徹底的にぶっ壊し、極楽に変えるための歌。みなで踊ってみなで叫び、歓喜涌躍して極楽浄土に生まれ変わるのである。

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南無阿弥陀仏、それは極楽への道を切り開く言葉。南無とは信じ任せること。南無阿弥陀仏とは、限りない弥陀の光の中に、その身を委ねて生きること。南無阿弥陀仏の言葉と共に、われらは皆、平等に、誰一人捨てることなく極楽浄土へ生まれ変わるのだ。さあさあ踊れ、朝まで踊れ！

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ここはジャンク・ランク・シティー。ジャンク・ランクのような街。ジャンク・ランカーがうごめく街。どうしようもない闇がある。どうしようもない地獄がある。しかし恐れることはない。必ずそこに光はある。光があるから闇がある。闇があるから光がある。だからこそ、闇の中で光を求めて探すのさ。

様々な人が絶えず行き交う、猥雑雑然ジャンク・ヤード。欲望と悟り、希望と絶望、光と闇、男と女、漂流者＆定住者。様々なものが入り混じり、悲鳴を呑み込む躍動都市。それがジャンク・ランク・シティー。闇があるからこそ光がある。闇を抱えて生きるから光を求めて探している。ジャンク・ランクのような街、救いようのない奴等もいる。だからこそ、光は照らしがいがある。

すべてのジャンク・ランカーたちよ。何も恐れることはない。たとえここが地獄でも、光は必ずそこにある。光はお前を照らしてる。だから今を、精一杯生き抜いてやれ。

俺はここで歌おう、俺はここで届けよう。お前たちの胸を貫く、淀みなき真っすぐな意志に溢れた、仏陀の慈悲なる子守歌を。すべてのお前たちに今、届けよう！仏陀はすでにここにいる。目覚めし者は、ここにいる。この世界こそ極楽浄土、正真正銘極楽浄土！さあ歓喜涌躍して朝まで踊れ！！

さあ歌え踊れ朝まで踊れ！ジャンク・ランク・シティー　ウィーアー・ザ・ワースト！！

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この記事を書いた人

じゅうべい(Jubei)
みなさんこんにちは。今日も元気がとまらない地球人、じゅうべいです。好きなことは遊ぶこと（漫画に映画、音楽（Jロック等）にカフェ巡り）です。
よろしくお願いします。