adsense4
金色の照明があたりを照らすお寺の中、私はあなたを見つめている。みんなの前で「御影」となって満面の笑みをたたえているあなたを、私はずっと見つめている。
そうだよね、あなたの命は今、極楽に往生して悠久の時を刻んでいる。そして今度は私たちが、新たな生者である仏様になったあなたを現世にお迎えする番。残された私たちも希望を持ってその先の明日を生きてゆけるように。そして永遠にあなたと共に生きて行くために。あなたをかけがえのない仏様として現世にお迎えするのよ。
さあ、死者は今生まれ変わり、新たな生者となりました。その命は極楽に往生しましたが、その魂は弥陀の法身仏となって現世に帰還し、永遠の仏様となって残された私たちを守護する存在となってくれるのです。さあ、心から念じましょう。そして心からお迎えしましょう。「南無阿弥陀仏」と皆で称えることで。
南無阿弥陀仏、「ああ阿弥陀様、あなたを信じ、この身をすべて委ねます」
今、私の中にはあなたと過ごした思い出の数々が頭をめぐっている。
ここで「南無阿弥陀仏」と称えること、それはわたしの中のあなたが、阿弥陀様という法身仏となること。そのあなたに身を委ねること。そして仏様となったあなたと、もう一度新しい人生を共に歩むことを意味するのよ。
adsense2
法身仏と共に生きる
仏様となったあなたと共に、私たちはまだ見ぬ新しい明日へと歩み出していく。これまでの繋がりや支えに感謝して、いのちのバトンをどこまでも繋いでいくために。受け継いだあなたの想いを糧として、私たち自身が誰かの支えとなっていくために。
忘れないよ。あなたと過ごしたあの時を、私は決して忘れない。あなたのくれた想いは、決して消えたりしないから。あなたのくれたすべては、決して消えたりしないから。今、あなたは私の中で永遠となる。そして共に新たな今を刻んでゆく。
私が、私たちが生きている限り、あなたの想いはどこまでも続いてゆく。
これからも共に生きて行こう。共に今を刻んで行こう。
どこまでも続く、この大地の上で。
僕の命は極楽に、僕の魂はいつでも君と共にある。
僕はいつでも見守っている。
だからさよならは言わないよ。これからも、どうぞよろしくね。
この記事を書いた人
じゅうべい(Jubei)
みなさんこんにちは。今日も元気がとまらない地球人、じゅうべいです。好きなことは遊ぶこと(漫画に映画、音楽(Jロック等)にカフェ巡り)です。
よろしくお願いします。