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皆さんお元気ですか、落ち武者です。京都の八坂神社に古くから祀られているスサノオ様のお話の続きをそれではさせて頂きます。前回のお話では、祇園祭りでは鉾の一つである、岩戸山ゆかりのアマテラスオオミカミ様のお話でした。それでは、今回のお話をさせて頂きます。
ここにスサノヲノミコトはアマテラスオオミカミノミコトに申されました。
「私が、再び参り来た訳は、諸神たちが私を根の国へと追いやられたからです。今、当に根の国へと去りましょう。もし姉上であるアマテラス様にお目にかからなければ、誠に忍びなく、お別れするに堪えないところでした。」
続けて、「ですから、誠に清い心で再びお目にかかりに参上致しました。今、お会い頂くことは、もう既に終えました。今、当に諸神たちの思いのままに、この高天ヶ原を出でて、何時までも根の国にいるようにと帰りましょう。」
続けて、「今、お願い申し上げます。姉上であるアマテラスオオミカミノミコト様が天つ国において、世界を照らし臨まれる(のぞまれる)こと、いつまでも続きますように。また、私が清い心を以って生みました神たちは、姉上に捧げましょう。」
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スサノヲ様はこう申し上げなさり、そうしてまた、根の国の方へとお帰りになりました。
そうして、高天の原より降られたスサノヲ様は、道中をさまよわれ、途中、食べ物をオオゲツヒメ様に食べ物をお求めになりました。
(オオゲツヒメ様は、イザナギノミコト、イザナミノミコトが国造りの際に、淡路島を御生みになり、次に四国を御生みになられた際に、アワノシマとなされた神様とも、イザナギ様、イザナミ様が国造りや神々を御生みになった際に、最後に火の神であるカグツチノミコトを御生みになる前に御生みになられた女神様であるとも言い伝えられております。)
(続く)
この記事を書いた人
落ち武者(Surviving Soldier)
初めまして、落ち武者と申します。星座はかに座、血液型はO型であります。趣味は神社参り、読書でございます。声が大きく、よく言えばわかりやすいのですが、悪く言えばうるさいので気を付けて行きたいところでございます。よろしくお願いいたします。