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おや、いいですねぇ。
春が過ぎ、日差しの中で新緑が、ほら。

妙覚寺の新緑

本日も非常にお天気がよろしいことで。絶好のお寺日和ではありませんか。妙覚(無上の悟り)、という言葉通り、実に透き通った晴れやかな気分になりますよ。

さあ一緒に行きましょう。妙覺寺へ。

妙覚寺の門

妙覺寺、それは室町時代、永和4年(1378)に龍華院日実上人により、四条大宮(京都市下京区)に創建されたのをその始めとします。ここには信徒で豪商の小野妙覚の邸があり、そこにこのお寺が創建されたんですよ。そして文明15年(1483年)には九代将軍足利義尚の命により二条衣棚に移転。戦国時代は妙顕寺と同様に、それはそれは規模の大きい敷地をもっていたんです。

妙覚寺境内

現在の境内はこじんまりとしていますが、そこがまたいいんですねえ。見てください。誰もいない。だからこそいいんです。

妙覚寺本堂

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妙覺寺は信長の時代までは13代将軍足利義輝、織田信長、伊達政宗など様々な人物の宿所になっていまして、千利休による茶会も開かれていました。

中でもですねぇ、織田信長公の一番の定宿でありまして、

織田信長

信長公が京都に来た20数回のうち18回の宿泊を妙覺寺でしているんですよ。

そして天正11年(1583)、豊臣秀吉の洛中整理命により現在地(京都府京都市上京区)へ移転したんですね。現在も国指定重要文化財の盂蘭盆御書や、狩野派が扉絵を手がけた華芳堂(※京都府指定有形文化財)、趣の異なる3つの庭園など数々の見どころがあります。

拝観については期間限定でありまして、常時行っているわけではありません。しかしですよ、そうだとしても、ここに来るだけで非常に静かで落ち着いた気分に浸ることができます。

これだから、お寺はいいんですねえ。本当に。

青空と太陽

おや。なんと5月から新緑の特別拝観を実施するようですよ。これは行かねばなりませんねえ。きっと綺麗な新緑さんたちにお目にかかれるににちがいありません。

特別拝観の案内
拝観期間:5月1日~31日まで。
拝観時間:10時から15時30分まで(15時最終受付)
拝観料:800円(小学生以下無料)

妙覺寺

  • 〒602-0007 京都府京都市上京区上御霊前通小川東入下清蔵口町135(新町通鞍馬口下ル)
  • 電話 075-441-2802
  • URL: https://www.meguru-kyoto.com/myoukakuji/
  • ツイッター:https://twitter.com/kyotomyoukakuji
  • インスタ:https://www.instagram.com/kyoto_myoukakuji/?hl=ja
  • 拝観
    期間限定にて御案内させて頂きます。詳しくは、URLリンク先のおすすめ情報をご覧下さい。御朱印は毎日受付けております。行事等などによりお受け出来ない日もございます。
  • 交通アクセス
    電車
    京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅下車 西へ徒歩約10分
    バス
    京都市営バス「天神公園前」(9・12・67号系統)下車 上御霊前通りを東へ徒歩2分
    京都市営バス「堀川寺ノ内」(9・12・67号系統)下車 徒歩約8分
    車、タクシー
    JR「京都」駅より車・タクシーで約20分
  • 駐車場あり

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