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ああ公園 穏やか夕方天神さん 自由きままに遊ぶ子ら

なんてことを思いながら、わたしは今日、近くにある天神公園に来ていました。夕方だからなのか人もあんまりいません。ぽつぽつと、子どもを連れた親御さんやわんちゃんのお散歩をしている人がいる程度です。しかし、静かな公園もいいものですね。心落ち着きます。

天神公園。

と、天神公園をお散歩していると、ある鳥居が目に入りました。

これは何の鳥居だろう。どこにつながっているのだろうか、と思い、引き寄せられるようにその鳥居の中に入っていったのです。

水火天満宮の鳥居1

そこは、とてもこじんまりした小さな神社でした。

水火天満宮の境内。

名前は水火天満宮というそうです。

水火天満宮境内2

水火天満宮境内3

なんでも、この神社は延長元年(923年)、醍醐天皇の勅願により、菅原道真公の神霊を祀ったことに始まると伝えています。醍醐天皇は都の水害・火災を鎮めるため、道真公の師でもあった延暦寺の僧尊意僧正に命じます。そして尊意僧正は延長元年(923)6月25日に「水火の社天満大神」という神号の勅許を天皇から賜り、雨水雷火の守護神、水火社天神天満宮として、菅原道真公の神霊を勧請して建立したのでした。
もとは上京区上天神町にありましたが、堀川通の拡張により昭和25年(1950)現在地に移転しました。

 

境内には菅公(道真)が降り立ったという菅公登天石があるということですが、

ありました、こちらですね、

菅公登天石。

この石の由来は、こうです。

洛中をしばしば雷火が見舞い、祈祷の命を受けた法性坊尊意が宮中へ向かおうと鴨川に差し掛かりますと、川が急に氾濫しました。そこで尊意が神劔を捧げ祈りますと、水はたちまち二分し、中央の岩上に菅公が現れ、やがて昇天するやたちまち雷雨がおさまったといいます。このとき菅公が現れた岩を「登天石」と名付け、現存する石はその一部だと伝えます。

おや、水火天満宮のご利益はどうやら災害消除だけではないようですね。

 

学業成就に合格祈願、交通安全祈願に安産祈願もあるようで。

ご利益の看板。

まざまなご利益があるのですね、なるほど。よくわかりました。

そしてわたしはゆっくりと、また鳥居をくぐって雨水雷火の守護神が祀られているその神社をあとにしたのでした。

水火天満宮の鳥居2

暑さもやわらぎ、ようやく秋の訪れを感じることができるようになってきた今日この頃。夕方の穏やかで静かな陽の光に照らされて、秋風の中に季節の変わり目のにおいを感じとりながら。

 水火天満宮(すいかてんまんぐう)

  • 住所・所在地:京都市上京区堀川通上御霊前上る扇町722-10
  • 電話番号:075-451-5057
  • 参拝時間:境内自由
  • 参拝料:境内無料
  • アクセス:市バス「天神公園前」下車

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