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「傳七寿司」の店舗外観

「傳七寿司」の店舗外観

はじめに

「昨日のお昼に『傳七寿司』でランチを食べてきた。安いし、品数が豊富やし、あれはお値打ちやわ。」

知り合いからたびたびこんな噂を聞かされていたのが、西院の駅前にある「傳七寿司」西院店。
聞くところによると、お手頃価格で評判の串カツ・焼き鳥の和食ダイニング「串八」の姉妹店であるそうな。

「とにかく一遍行ってみよし。気に入るさかい。」

背中を押されること数回。―――ほんまかいな? 半信半疑ながらもこのほど「傳七寿司」をランチタイムに利用してきましたので、コラム子の率直な感想を綴りたいと思います。

回転寿司感覚で利用できて、しかもれっきとした寿司職人さんが握ってくれる!

西院の交差点から約20メートル足らずの場所に「傳七寿司」西院店はあります。
一軒置いて東隣には系列店の「串八」が店を構えていました。

よく見るとこの付近には串カツ屋がやたらと多いのに気がつきます。

さて、お目当ての「傳七寿司」西院店の前に立つと、でかでかと「すし屋のランチ」の立て看板が。

「すし屋のランチ」の立て看板

「すし屋のランチ」の立て看板

その左隣にはランチセットの写真を掲げた看板が、これまた張り付けてありました。

ランチセットの写真の看板

ランチセットの写真の看板

とにかく、よく人目につく店です。
しかし、店構えそのものはそんなに大きくありません。
どちらかといえば、こじんまりとした玄関の引き戸を開けると、中から威勢の良い職人さんの声が飛んできました。

「いらっしゃいませ!」

これを聞いた途端、やっぱり回転寿司とは違うなあ~との思いがこみ上げてきました。
こちらも「お邪魔します」の挨拶をしてすすめられた席に腰を下ろします。
4人の職人さんが寿司を握っているカウンター席でした。
カウンターの前にはネタケースがあります。

ネタケースと仕事をしている寿司職人

ネタケースと仕事をしている寿司職人

入店したのは正午過ぎでしたが、平日だったせいか店内のお客の人数はコラム子を含めて6人程度。
男女の割合は半々でした。
しかも全員がおひとりさまです。

カウンターに置いてあるおしながきを眺めると、ざっと以下のようなセットが並んでいました。

おしながき

おしながき

ミニ鉄火丼と串カツ5本セット(1188円)
ミニ鉄火丼と天ぷら(小)セット(1188円)

ミニちらしと串カツ5本セット(1408円)
ミニちらしと天ぷら(小)セット(1408円)

ミニ海鮮丼と串カツ5本セット(1518円)
ミニ海鮮丼と天ぷら(小)セット(1518円)

串カツ定食(1188円)
天ぷら定食(1188円)
刺身定食(1408円)

握り寿司8貫(980円)
握り寿司10貫(1280円)
握り寿司14貫(1680円)

など。

天ぷら定食や串カツ定食などが1000円ちょっとで安いですが、残念なことにご飯が炊き込みご飯ではなくて、普通の白ご飯とのこと。

白ご飯は何とも気乗りがしなかったので、コラム子はミニ海鮮丼と串カツ5本セット(1518円)を注文しました。
海鮮丼の付け合わせを天ぷらにしようか迷いましたが、せっかく姉妹店が串カツ専門店の串八なんだから、と思って串カツ5本に。

15分足らずで運ばれてきた現物の写真がこちらです。

ミニ海鮮丼と串カツ5本セットのランチ

ミニ海鮮丼と串カツ5本セットのランチ

パッと見はいかにもカラフルで美味しそうですね。

ところが早速、海鮮丼のお椀を手にとって、あっと驚き、次いでがっかりしました。

海鮮丼のお椀

海鮮丼のお椀

まず海鮮丼のサイズ。直径10センチくらい。―――確かにミニです。
しかし、驚いたのは肝心のお椀が上げ底であったこと。

お椀の高さは約7センチ程度ですが、手に持つと半分の4センチ弱が上げ底になっているではありませんか。
つまり中身が非常に少ないのです。
なるほど、盛り付けはいかにも豪華です。
乗っかっている具の種類も、イカ、キュウリ、ハマチ、イクラ、エビ、マグロ、サーモン、ウニなどで見栄えもすれば食欲もそそられる。

けれども、いかんせん、ご飯の量があまりにも貧弱。
これが誠に残念でした。
食べたという実感のないうちに終わってしまったという感じです。
なお、このミニ海鮮丼にはとろろ芋のすりおろしがついていました。

とろろ

とろろ

次に串カツに移ります。

串カツ5本

串カツ5本

串カツの内容は充実していました。
レンコン、エビ、マイタケ、サツマイモ、うずら卵の5種類です。
パン粉のきめが非常に細かく、揚げ油が新しいのかカラッと揚がっているため、全然胸焼けしません。
サクサクといくらでも食べられそうな気がします。
ソースも適度に甘く、串カツによく合いました。

このセットには赤だしもついてきます。

赤だし

赤だし

赤だしの具は巻き扶と三つ葉でした。
このみそ汁はなかなか美味でした。―――いささか量は少なめでしたが。

それと、特筆すべきはあがりが美味しかったことでしょう。

湯吞み茶碗

湯吞み茶碗

ほっこりくつろげるお味のあがりです。
あがりが美味しいと感じたのはコラム子だけではないようで、他のお客もこぞっておかわりを注文していました。

コラム子の食べたミニ海鮮丼と串カツ5本セットの歯に衣着せない感想は、美味しいけれどももの足りないといえば確かにもの足りない。―――このひと言に尽きます。

もう少し海鮮丼の量が多かったらと、これが悔やまれます。

正直なところ、お腹がくちくなったかというと決してそうではありませんでしたが、セット価格1518円は回転寿司ではない、本物の職人さんが目の前で握ってくれる雰囲気を楽しむ、寿司屋ならではの特別感に対してのお値段といえるかもしれません。

実際、生簀にはタイやハマチ、カンパチ、トラフグなどが泳いでいましたし、何といっても大将はじめ若い職人さんがきびきびと立ち働く様は見ていて気持ちの良いものでした。
活気のあるお店です。

生簀

生簀

むすび

他のお客の様子を見るともなく見ていると、女性客はミニ鉄火丼と天ぷらのセットなどを注文している人が多かったですが、男性客はどの人も握りを注文していました。
お任せを頼んだり、大将とよもやま話をしながらぽつりぽつりと注文していくといった様子でした。

いずれも常連さんであったと思われます。

ただし、この「傳七寿司」の握りはどれも一貫単位で値段がつけられていますから、そこそこ食べたらさほど安いといえないのではないでしょうか。

勿論、高級寿司屋並みにぼったくられる心配はないと思いますが。

最後にコラム子の結論を述べたいと思います。

この店で安さを実感したいのなら、ランチ利用がおすすめ。
ただし、もの足りなさは予め覚悟するべき。

握り寿司自体は一貫単位だから、頼む際は要注意。

寿司屋独特の活気、雰囲気は大いに味わえる。―――これが一番の魅力かもしれません。

更に、1人でふらっと入っても気後れする必要の全くない入りやすい店であることも大きな特徴の1つです。

興味のある方は是非1度利用されたらいかがでしょうか。

店舗情報

傳七寿司西院店

〒615―0014
京都市右京区西院巽町4-1

075-323-0700

営業時間  11時30分~14時30分
      16時30分~22時

定休日   月曜日、火曜日

予約    ベター

交通アクセス  阪急電鉄「西院」下車、徒歩1分
        嵐電「西院」下車、徒歩1分
        市バス「西大路四条」下車、徒歩1分

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