渡月橋

投稿日：2022年09月22日
投稿者：じゅうべい(Jubei)
カテゴリー：京都よもやま話 , 京都の観光地

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亀山上皇が詩に詠んだ、嵯峨嵐山を代表するシンボル。

素晴らしい、最高の景色だとは思わんかね！？おお！？
はっはっは、見ろ、虹が橋のようだ！

私はその時、いたく感動していた。これほどにまでビューティフォーな景色は見たことがない。雨あがりの渡月ブリッジの上、夜明け前の空にかかる美しきレインボーロード。そのすべてが、この私の心を強く動かすのだ。

嵯峨野と嵐山を隔てて流れる桂川に架かる橋、渡月橋。それは承和年間（834 – 848）に僧道昌によって架橋したのが最初とされており、現在の位置には後年に京都の豪商角倉了以（天文23年〈1554年〉～慶長19年〈1614〉）が架けたとされている。現在使われている橋は昭和9年（1934年）6月に完成したものだ。

その名の由来は、

鎌倉時代に亀山上皇（1249年〈建長元年5月27日〉～1305年〈嘉元3年〉）が、月が橋を渡るように動いていく様を見て「くまなき月の渡るに似る（満月が橋の上を渡るようだ）」」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられたのだよ。

亀山上皇は、藤原為氏に『続拾遺和歌集』の撰集を命じたばかりか、数々の秀歌や漢詩文を多く遺した文学者でもあったのだ。

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渡月橋は嵐山を代表する観光名所であり、春と秋を中心に多くの観光客で賑わう。

穏やかに流れる桂川に架かる渡月橋と背後の嵐山とのコンビネーションはまさに絶景で、桜や紅葉はもちろん一年を通して四季の美しさを感じることができる。
嵐山・嵯峨野は見どころが多く、すぐ近くには天龍寺をはじめ、野宮神社・大河内山荘などがある。おすすめグルメスポットもたくさんあるぞ。

暑い盛りの夏も過ぎ、これからは秋の紅葉シーズンに突入する。