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みなさんこんにちは。寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか。さて、本日の記事では日本人なら知らない人はいないであろうこの人について紹介したいと思います。

源義経。

源 義経

紹介するといっても、ただ紹介するのではありません。義経について非常に分かりやすく読みやすい本がありますので、そちらを紹介したいのです。それがこちら。

土橋治重『源義経』表表紙。

土橋治重『源義経』

土橋治重『源義経』裏表紙。

この本は、有名な古典文学の『義経記』(成立は鎌倉時代とも室町時代ともいわれていますが、はっきりしていません)の抄・意訳をこころみたもので、非常にわかりやすくかつ躍動的に義経とその主従たちの活躍をえがき出しています。

どのような危険な目に遇っても常に冷静で的確な判断を下し、〈義勇〉の心を奮い起こして縦横無尽に活躍する義経。そしてその義経に忠義を尽くしてついてくる弁慶ら義経主従。そんな彼らの武勇と、決して揺るがぬ強固な絆を軸にこの物語は展開してゆきます。

とくに後半、源平合戦の後、頼朝から追われる身となった義経の物語は、主君たる義経をその主従たちが命懸けで守る忠義の物語で、非常に胸を打つものがありました。

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義経と弁慶。

義経を逃がすために踏みとどまった陸奥の男、佐藤忠信の凄まじくも華々しい活躍。如何なる時も義経について離れず守護しつづける鬼無双、弁慶の知略を尽くした活躍。そして兄からの義絶という憂えき目に遭おうとも、決して弱音を吐くことなく、常に冷静沈着な態度で襲い来る危機に対処する義経。

そんな義経主従の姿を読書を通して見ていると、命がけで忠義を尽くす姿、危機的な状況でも一切動じることのないその姿に、武士道的な恰好良さを見ることができます。

卓越した常識破りの軍略で、あれとあれよと平家一門を倒し栄光を手にした義経。しかしその後は頼朝との対立によって没落の道を歩むことになった義経。私の中では義経についてこのようなイメージがありました。しかしこの義経の本を読んでみると、義経と弁慶ら主従の忠義がいかに深いもいのであるのか。そして武士たるもの如何にあるべきか、という恰好よく潔いすがたがよく描かれていると思います。

そんな義経に思いを馳せていると、かつて鞍馬寺に行ったことを思い出しますね。
鞍馬寺の門。
義経が幼少期を過ごしたことでも知られるこのお寺。その壮大なすがたに圧倒されたことを今でもありありと思い出します。
鞍馬寺本堂。
義経が牛若丸と名乗っていた当時、彼が僧正ガ谷という場所に通って夜な夜なこっそり修行したという逸話も、よく知られていますね。あるいはそこで、天狗に修行をつけてもらったとかという話も。他にも、多くの義経伝説があったことを思い出します。

今も人々の中に残り続けて人々を魅了してやまない英雄、源義経。今回はこの人物について、その伝記本を中心に紹介をしてみました。土橋治重『源義経』。この本はとても読みやすく良い本なので、興味のある人はぜひ手にとって読んでみて下さい。

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