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東寺について
東寺は東寺真言宗の総本山であり、「教王護国寺」とも呼ばれています。その生い立ちは、平安京遷都後まもない延暦15年(796年)に藤原伊勢人が建立したと言われています。東寺は弘法大師のお寺として、皇族から庶民まで広く信仰を集めるようになりました。
国宝であり、木造の塔としては日本一の高さを誇る五重塔は、高さ54.8メートルもあります。これは現代で言うところの15~20階のビルの高さに相当するようです。また、金堂には薬師如来坐像(本尊)と日光菩薩・月光菩薩の金色の大変立派な仏像があり、これらもぜひ鑑賞しておきたいところですね。さらに、講堂には羯磨曼荼羅(かつままんだら)という名の立体曼荼羅(りったいまんだら)があり、これは弘法大師空海によって作られたものです。曼荼羅とは密教の教えに基づいて、主尊を中心に諸仏諸尊の集会する楼閣を模式的に示した図像のことです。
今回撮影目的で行きましたが、お寺では基本的に仏像の撮影は禁止されていますので、東寺では撮影できる対象物は建築物とお庭ぐらいしかありませんでした。桜や紅葉の季節を狙って行けば、もっと見栄えのする写真が撮れたかも知れません。毎年ライトアップも行われているようです。
東寺では、毎月21日に弘法市(弘法さん)と呼ばれる縁日が催されており、毎回多数の露天商で賑わいを見せます。東寺に行くなら、この日を狙って見に行かれるのも面白いかも知れませんね。
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東寺の写真
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撮影者:山田 泰輔
詳細
所在地 | 〒601-8473 京都府京都市南区九条町1 |
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電話番号 | TEL 075-691-3325 FAX 075-662-0250 |
拝観料 |
大学生以上500円、高校生400円、中学生以下300円 |
例年の見頃 |
桜(約200本) 紅葉 |
交通アクセス |
近鉄 市バス JR |
駐車場 | バス10台分 2時間2,000円 自家用車50台分 2時間600円 タクシー 2時間600円 ※毎月21日は使用できません |
サイトURL | http://www.toji.or.jp/ |
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