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城南宮について
城南宮は、四神相応の地とされる平安京に都が遷った時、国の安泰と都の守護を願って創建されました。こちらでは、国土の守護神「国常立尊(くにのとこたちのみこと)」、武勇に秀でた「八千矛神(やちほこのかみ)」、安産と子育ての守り神「神功皇后(じんぐうこうごう)」を始めとする神々が祀られています。
境内には神苑(楽水苑)と呼ばれる庭園があります。ここには源氏物語に描かれた花や木々が80種余りあり、「源氏物語花の庭」として親しまれています。庭園内は5つのエリアに分かれており、それぞれ以下のような内容になっています。
「春の山」は、椿、枝垂れ梅、三つ葉ツツジが咲き乱れる、春をテーマにしたエリアです。『源氏物語』の光源氏の大邸宅であり四季の庭を備えた六条院をモデルにしたと言われています。
「平安の庭」は、平安時代の貴族の邸宅、寝殿造りの庭をモデルにしたと言われています。庭園内には木々の影を写す池があり、さらに進むと苔の庭が広がっており、ここでは毎年二回「曲水の宴」と呼ばれる歌会が催されています。ここは新緑、紅葉と、特に初夏から晩秋にかけて見応えがあります。
「室町の庭」は、室町時代の様式で作られた池泉回遊式庭園です。池には錦鯉が泳いでおり、また池の中央にある島には不老長寿の象徴である松が生えています。4月の藤棚、5月のツツジ、秋の紅葉の時期が見ごろになります。
「桃山の庭」は、水を使わずに海を表した枯山水の庭で、広々とした芝生は大海原を表し、点在する岩々は沿岸の島々を表しています。4月の桜や5月のツツジ、新緑の季節のころが美しく映えます。
「城南離宮の庭」は、平安時代後期の様子を表す枯山水の庭園です。平らな石を敷いた苑路が鴨川を、敷き詰められた白い石が離宮の池を、緑の草が陸地を、そして岩組みが殿舎を表しています。
城南宮は、特に枝垂れ梅と椿が咲く庭園として広く知られており、毎年梅の季節には大勢の参拝客が訪れます。
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城南宮の写真
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撮影者:山田 泰輔
詳細
所在地 | 〒612-8459 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7 |
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電話番号 | TEL:075-623-0846 FAX:075-611-0785 |
拝観料 |
参拝無料 [神苑]大人600円、小・中学生400円 |
例年の見頃 |
しだれ梅と椿まつり 紅葉八景 |
交通アクセス |
地下鉄 市バス 車 |
駐車場 |
無料 |
サイトURL | http://www.jonangu.com/ |