2019年9月

おはようございます!
くらま天狗です( ̄▽ ̄)b

「~さかい」「~さかいに」は、テレビの大阪局のドラマなんかで使っている人が多いので、京都人も普通に使っていると思っている人が多いと思いますが、私の世代では「~さかい」「~さかいに」を使いこなしている人は案外少ないです。標準語では「~から」に相当します。

【使用例】
京ことば→病院行ってきたさかい遅れてしもた
標準語→病院に行ってきたから遅れてしまった
 
京ことば→お父ちゃん帰ってきたさかいにはよ行っといで
標準語→お父さんが帰ってきたから早く行ってきなさい
 

私の父母の世代ではみんな「~さかい」を使っているのですが、私は学校の友達が「~さかい」を言わなかったので使わなかったのか・・・。うっすらとした記憶では、私は小学校の先生に教科書に書いてある「~から」か、両親が喋っている「~さかい」か、どっちを使えばいいか聞いたことがあって、その時先生はどっちでもいいと答えたのですが、書き言葉と喋り言葉の異なる「~さかい」よりも「~から」の方が使いやすいという理由で、それ以降「~から」ばっかり使うようになった覚えがあります。

でも、最近ではなぜか「~さかい」を使う人に憧れがあって、「~から」を「~さかい」に言い換えようと思うのですが、あまりにも「~から」が身に着いていて、咄嗟には「~さかい」は口から出てきません。

こんにちは、くらま天狗です。

「~してはる」「~ゆうてはる」という言い回しは関西ではよく使いますが、この発音も地域によって微妙に違います。私の周り(左京区)では、「~したはる」「~ゆうたはる」と言う時がほとんどです。

【使用例】
京ことば→勉強したはる
標準語→勉強されている
 
京ことば→はよせぇゆうたはる
標準語→早くしなさいと言っておられる
 

また、同じ「~したはる」でも地域によって発音の強弱が違って、京都では「~したはる」をフラットに発音しますが、滋賀県の人は「~したはる」のうち「した」の部分を高く、「はる」の部分を低く言います。

この「~はる」という言葉ですが、巷では簡易敬語と言われているそうですね。親しい間柄の目上の人がしていることを「~したはる」と言いますが、これが社外の人や学校の先生とかだと「~されている」「~されてる」という言い方になります。これが自分と同格や目下の人(友達とか)がしていることは「~してる」「~しとる」「~しとおる」になります。

要は自分と相手の関係によって厳密に言い方の使い分けをしているんですよね。だから、ペットや動物に「~したはる」と言うのは京都生まれのくらま天狗にも違和感があります。ペットに対する認識の違いなんでしょうかねぇ。

おはようございます!
くらま天狗です( ̄▽ ̄)b

語尾に付ける「~え」、これは主に女言葉です。「~するえ」「堪忍え」などと使います。男が使うとちょっと気持ち悪いです(笑)男性は関西弁の「~で」「~やで」と言いますね。

【使用例】
京ことば(女)→お母さんええ服ぎょうさんこうてきゃはったんえ
京ことば(男)→お母さんええ服ぎょうさんこうてきゃはったで
標準語→お母さん良い服をたくさん買ってこられたのよ
 
京ことば(女)→まちごうてしもて堪忍え
京ことば(男)→まちごうてしもて堪忍な
標準語→間違ってしまってごめんなさいね
 

この「~え」の言い回しを地で使いこなしてる女性はコアな京女(おんな)です。

現代の学校教育では、教科書に書かれている通りの丁寧語・謙譲語などを子供に教えているので、若者を中心に京都らしい言葉使いが失われていってるのは残念ですね。我こそは京女を自認する方は特に、綺麗な京ことばを話すご年配の言葉使いを参考にされるといいと思います。