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源光庵について
源光庵は、京都市北区鷹峯にある曹洞宗の寺院。今より六百七十余年前の貞和二年(1346年)臨済宗大本山大徳寺二代徹翁国師の開創によるものですが、元禄七年(1694年)加賀(石川県金沢市)大乗寺二十七代卍山道白禅師が、当寺に住持せられ、これより曹洞宗に改まりました。
本堂内には、悟りの窓と名付けられた丸窓と迷いの窓という角窓があります。悟りの窓の丸い形は、「禅と円通」の心を表わしています。ありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿、つまり悟りの境地を開くことができ、丸い形(円)は大宇宙を表現しています。また、迷いの窓の四角い形は、人間が誕生し、一生を終えるまで逃れることのできない過程、つまり「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表わしています。
天井版は伏見城から移築したもので、慶長5年(1600年)の伏見城の戦いで徳川軍の鳥居元忠らが石田三成に破れ自刃した際の跡が残り、血天井となっています。鳥居彦右衛門元忠一党千八百余人の位牌もありました。
その他には、山口雪渓作の襖絵がありました。
源光庵の和風庭園は、朱色に染まった紅葉が映えて綺麗でした。今回の撮影では、紅葉は見頃か少し早かった印象でしたが、寺院の落ち着いた雰囲気を存分に楽しむことができました。
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源光庵の写真
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撮影者:山田 泰輔
詳細
所在地 | 〒603-8468 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47 |
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電話番号 | TEL:075-492-1858 |
拝観料 | 大人 400円(中学生以上) ※11月は500円 子供 200円(小学生) |
交通アクセス | 地下鉄(烏丸線)北大路駅より市バス(北1号)系統玄琢行き「鷹峯源光庵前」下車 四条大宮より市バス(6号)系統玄琢行き「鷹峯源光庵前」下車 |
駐車場 | 普通車15台、バス1台 ※紅葉時は車での参拝不可 |
サイトURL | https://genkouan.or.jp/ |