皆さんこんにちは。今日もお元気で過ごしていますか。現実は厳しいですが、負けたり勝ったりしながらなんとかサバイバルしていきましょう。といっても、過酷な現実はいやですよね。まったくやってられないです。逃げたい眠たいゆっくりしたい。なんだか久しぶりにそんな気分になりましたので、今日はこれまた久しぶりにここにやってきましたよ。

珈琲 逃現郷

今出川大宮のバス停を降りて大宮通を少し歩くと、すぐに見えてくる喫茶店〈珈琲 逃現郷〉。いったいここに来るのは何年ぶりでしょう。

 

１３年ぶり、いや、もっとでしょうか。とにかくお久しぶりの訪問でございます。過酷だけど楽しい・・・・といえないこともないかもしれない、理不尽でうざく汚らしい、安きこと無きシャバ世界。そこから脱出して、本日はゆっくりまったり身体を癒して過ごしましょう。そうだ、珈琲 逃現郷に行こう。

フェイスブックより転載

店内にはカウンターとテーブルの席があります。テーブル席についた私は、ちょうどお昼時だったこともあってごはんを食べることにしました。

いろいろとメニューはあるのですが、

その中でも自家スジカレーというものが目についたので、それを頼むことに。

それがこちら。

自家製スジカレー（８５０円）

パッと見て、お米とルーだけしか入ってないと思ったのですが、ちゃんとおいしい牛筋が入っていました。そして思ったのです。このカレーはトッピングをした方がよりおいしく食べられるな、と。メニューにもありますが、焼きチーズ（２００円）やソーセージやハンバーグ（３００円）など各種トッピングがありますので、それを活用すればもっと美味しくなるだろう、そうに違いないと思いました。トッピングなしでも美味しかったんですけどね。

ちなみにチーズトッピングがこちらです。

フェイスブックより転載

そしてわたしはさらに、デザートのつもりでこんな商品も頼んでみました。

チョコバナナトースト（７００円）

チョコを塗ったトーストに刻んだバナナが載せてある、そのまんまチョコバナナトースト。凝った工夫は特になし。ものすごくシンプルで、まさに見た目そのまんま。しかしそれが逆に面白い。「な～んじゃこれは、そのまんまやないかい！」というクレームは出ず、逆に、「いや、そのまんまかい（笑）」と楽しくツッコミを入れてしまった一品。
もちろん、楽しく美味しく頂きました。チョコトーストをバナナと一緒に食べる。チョコとバナナの美味しさと、トーストのサックリ感が一体となって美味しいです。

加えてさらに、カウンターの方で店員さんがサイフォンという道具ですごく美味しそうにコーヒーを作っていたので、それに触発されてコーヒーも頼んでしまいました。頼んでみたのがこちらです。

ブルボン・アマレロ（６００円）

たいてい、コーヒーというものは苦さのある飲み物です。しかしこのブルボン・アマレロというコーヒーは非常にまろやかで口当たりがよく、ほんのり甘みのあるものでした。ブラックでも美味しいのですが、ミルクを入れるとさらにまろやかさが増してそれが口いっぱいに広がる感じです。わたし自身はコーヒーにはそんなにこだわりはありませんが、これは美味しいなと感じました。

コーヒーはほかにも、フルーティーな香り、コク、風味のバランスが絶妙な〈ゲイシャ〉。カドのない酸味とレーズンを思わせるコク〈タンザニア・ディープブルー〉など、数種類あります。

ゆっくり店内で過ごしていると、何名かお客さんがやってきました。察するに、常連の方々かと。カウンターにいる店員さんと何やらたのし気に会話しているのがとても印象的でしたね。

おかげさまで本を片手に１２時から１５時くらいまで、すっかり現実から離れてリラックスできました。あとコーヒーは本当に美味しいので、ぜひとも飲んでみてください。